アトリエ 訪問

 

☆「これまで コレカラ」☆

2021年1月初旬土曜日午後、静かなJR目白駅で金伊雪さんと待合せ、
駅前のカフェで作品制作のこれまでコレカラについて語っていただきました…

金伊雪(きむいっする)さん

雑司ヶ谷の鬼子母神で

☆金伊雪さんの…
これまで:

私が本格的に写真を始めてから現在までで4回は表現方法が変わったと思います。とは言っても1~2回は自覚はなく、周囲から「写真が変わったね~」の声を聴き、後で気付いた程度でした。自分自身で変化を感じたのは、春に中学校同級で画家の大野愛ちゃんと元町ベイサイドカフェで初めて「港のふたり展」をした2017年から18年にかけてです。それ以前の私の写真は色が派手で線の感じが荒く、パンチがけっこう効き、いま自分で見返しても「激しいな!」って思うし、当時はインスタを見た知り合いから「最近なんかあった?」って、あんまり良い意味でなく問われたりしていました。でも3回目の変化で、そのイメージから脱却、穏やかさや影とかも意識するようになり、きつい色合いから徐々に軟らかい感じに変わり、それが自分の中でもしっくりき始めました。で、嬉しいのは写真が変わると、周囲の皆が気付いてくれ「最近は写真良くなったね」って伝えてくれることです。写真ってやっぱり知らず知らずのうちに撮影者の気持ちが何気に出てしまうのですね。

コレカラ:
4回目を意識したのは、私の神田神保町の文房堂での個展と転職とも被りますが、世界中にコロナの影が及び始めた2020年3月です。それまでは意識せずにハッと閃いた時に撮る写真が、自分の中では一番うまく撮れることが多かったのですが、この頃からより考え意識しながら被写体を選ぶようになった気がします。それは勘だけに頼らない撮影が少し身に付き、自分自身をコントロールできるようになったからかもしれません。実際、できあがった作品は撮影後の加工も含めて色合いは落ち着き、輪郭も抑え気味でナチュラルに見えるのは気に入ってます。また私は日常的に動いている中、スマホで撮影するタイプだから、コロナ禍で動きが制限され自由に撮れない状況も手伝って、ここのところコーヒーカップやペン、メガネといったモノを撮るようにもなりました。加えて作品の制作点数はかなり減りましたが、私が納得できるものは増えています。と、今は思っていても、また変化の時は来るんでしょうね(笑)。


(構成・撮影 関 幸貴)

 



プロフィール

金伊雪さん
アーティスト
1989年大韓民国/釜山生まれ
横浜市立港中学校卒業
神奈川県立神奈川工業高校卒業
ArtQメンバー


金伊雪写真集 愛用のメモ帳と鉛筆 作品 Recent daily life 作品 Emotional sky 

 

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