4月上旬の晴れた日の午後、西武池袋線小手指駅でAsukaさんと待合せ、周辺の公園や美容院で撮影。 そして、お茶を飲みながらのインタビューになりました♪
アトリエ 訪問
Asukaさん
☆Asukaさんの…
好きな作家 :
10代の頃はピカソやゴッホに惹かれました。
その後も色々な方から影響を受けていると思いますが、経験を重ねた現在、好きな作家は5人います。
日本人では絹谷幸二さん、知ったのは20代前半で私が地元東北6県の展覧会に抽象作品を応募し入選した時、審査員として河北新報の紙面で褒めていただいたからです。
それで調べてみたら私の好きな作品を描いていて、個展を見に行く様になりました。
モチーフは富士山と太陽、作品に迫力があり圧倒される感じが好き、尊敬できる洋画家です。
残り4人は海外の方で、上京した1999年頃に図書館か書店で画集を見たカンディンスキーは丸と線の組み合わせ、バランスの取り方が絶妙で好き、あの感じで描けたらいいですね。
また、同時期に画集で見たパウル・クレーのちょっと幻想的な色使いにも惹かれました。
次は、見る人が見ればピカソやガウディの影響を受けている人と思われる女性作家のニキ・ド・サンファル、彼女は上京直前、友人に誘われて見たショートフィルムで知り画集を購入しました。
実験的な射撃絵画や立体作品が異彩を放っていて好きです。最後は、ガウディ。
きっかけは仙台にいる時に見たテレビ番組、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラなど一連の独創的建築物が好きです。
こうしてみると、私の好きな作家に一貫性はない気がしますが、平面、立体を問わず多方面から刺激を受けているのだと思います(笑)。
こだわり :
作品はキャンバス、段ボールにアクリル絵の具、マッキー、色鉛筆で描きます。
ただ、大きな骨組みは左手で描きます。
その方が、自分でも計算できず力強く大胆でプリミティブな表現になるから。
で、細かい部分や色塗りは右手。
この方法にしたのは上京後ですが、かつて右手が使えなくなったときのことを考えて、左手で自分の名前を書くのを練習したことがあり、ソコソコ書ける様になったからです。
心情的にこだわっているのは、人に「動物と会話ができる!」と、言われるくらいの動物好きの私なので動物たちの思いがけない瞬間、一面を描きたいのと、ドラムの練習もしているロック好きなので、音楽を絵で表現をできたら良いかなとも思っています。
*撮影協力:Hair Cut - POGUE MAHONE